前歯の差し歯が折れた(前歯1本のインプラント治療)

インプラント

写真の方は他院で昔に治療した右上の前歯の差し歯が、歯の根ごと折れてしまい、歯茎が腫れて膿んでしまいました。

残念ながら折れた位置が悪く、(浅ければ歯を残せる可能性があります)抜歯となりました。
膿んでから来られたので周りの骨や歯茎も抜歯後あまり回復してきませんでした。その為、この方の場合は骨を作り、歯肉も増やして審美的にインプラント治療を行いました。

差し歯が折れた原因は

①差し歯の精度が悪く、虫歯の原因菌がつきやすい状態だった。
②歯の磨き方も不十分で、メインテナンスも受けておられなかった。
③下の前歯が前に出て来て差し歯と強くあたる様になっていた。(これは下の前歯の小矯正で対応しました。)

等いくつもありました。
特に、被せものや差し歯、詰め物などの人工物は汚れがつきやすく、かみ合わせの変化にうまく対応出来ない場合があります。また、以前に神経を取った歯では痛みやしみるなどの症状もでませんから、症状のあるなしでは判断出来ず、歯科医院でのチェックが欠かせません。
これはインプラントであっても同じです。

だれでも歯を抜くのは嫌なものです。限りなくその可能性を減らすには毎日の歯ブラシと歯科医院でのメインテナンス(検査と掃除、かみ合せの調整等)が必要なのです。

また、定期的に歯科医院に行っていたとしても、どんなに汚れていても必ず1回で終わる掃除や衛生士だけでドクターによるチェックのない検診は効果が薄いと考えています。

院長 南部 洋郎(なんぶ ひろお) 

大阪大学 歯学部卒

(公社)日本口腔インプラント学会認定 口腔インプラント専門医

https://min-implant.jp/doctor/#pref25

南部(なんぶ)歯科医院

地下鉄烏丸線「北山」駅下車東へ徒歩5分。

無料駐車場5台完備。

075-202-4028

ご予約→http://www.nambu-dental-clinic.jp/contact/

 

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